07/21/2011
「自殺」という誘惑
LIVE THE LIFE YOU LOVE
LOVE THE LIFE YOU LIVE
あなたが愛する人生を生きなさい
あなたが生きる人生を愛しなさい
こんばんわ。Setsuです。お元気ですか？
上の言葉は、私が一番好きな言葉です。
私は何度もブログの中で私たちはもう一度人生を生きたくて生きたくて切望して生まれて来たのだと、そして、自らの人生を一瞬一瞬クリエイトしているのだとお伝えしてきました。その支えになる言葉だと思っています。何度も何度も心にしっかり入るまで、つぶやき読み返してみてください。
私のクライアントさんからメイルが届きました（ありがとうございます）。
そして、そこには切実な思いと、質問が綴ってありました。
それは自らの命を自ら終える事に関してでした。
返信をする際、もちろん私は自分の狭い見解や乏しい経験や知識では答えません。
必ず、上と繋がってです。
どんどん文章が進んでいる間に、同じように苦しんでいる人たちの為に明日これをシェアしなさい、ということだったので、今日のブログはその内容にさせていただきます。
「死」というのは取り憑きます。
考えれば考えるほど逃れられなくなり、自分が死を遂げる事を何度も想像します。
人の自殺にも引き寄せられニュースを食い入るように見たり読んだりするかもしれません。
ですが、これは全て自分で逃避の為に作り上げた幻想の世界に迷い込んでいるだけです。
自殺をする人は勇気がある、というような感覚を持ってしまうときがありますが、違います。
もう、心が本当に病気になってしまっているんです。そこしか見えなくなる。
出口があるなんて、全く信じられなくなっているんです。
抜け道があるのだと、そこは幻想の世界だと、自分で知り、助けを求める必要があります。
外の世界の明るさを受け入れ恋い焦がれ、そして自分もそこに行っていいのだと自分に許可をあげてください。
それは、ほんのちょっと目を横にずらすぐらいのことなのです。勇気を持って！
私たちはもう一度生きたくて生きたくて神様にお願いをして順番待ちをして生まれてきました。
やっといただいた機会、今回ともに生きた肉体、家族、友人達、そして生きたかった自分の気持ち。
すべてを忘れ死を選ぶのは、私たちのエゴ以外の何者でもありません。
私たちは自殺する事で自分の人生をやめられると錯覚します。
死んでも、肉体は捨てることになるかもしれませんが、自分が人生を全うしなかった事、感謝を忘れた事、命を粗末にした事、後に残した人たちへ与えた苦しみと悲しみ、はいくら何度肉体は死んでも終わる事も消える事もない魂の生が、そのまま、すべて記憶したまま、次に生まれ変わるまでの間も生まれ変わってからも引き継ぎます。
忘れる事はないのです。なくなる事はないのです。自殺してリセットするようにゼロになることはありません。ゼロから始められる事でもありません。
私たちの魂はそのままの状態で次に進むだけなのです。楽な方向に出発する事でも、勝手に魂の生まれ変わりをコントロールする事でもありません。
自殺をする事によって魂の転生からはずれることにはなりません。ただ、続いていくだけです。そして、自殺をした時点で大きな課題を背負います。自分で償っていくしかありません。
今生でやり直す事の方がずっと簡単で早いのに、わざわざたいへんな課題と苦しみと後悔を背負うより、今回、踏ん張ってがんばってこの生でやり直しをしてください。
何度でもできるんです。転んだら起きるだけなんです。何歳になってもです。めんどくさがっていてはいけません。目をそらしてはいけません。
生きたくても生きることができない人が世の中にはたくさん、たくさん、たくさんいるのです。その方達の毎日を、今を、考えてみてください。喉から手が出るほど、彼らは生きる事を、健康な体を、望んでいるのです。泣いても叫んでも、手に入れられない現実を想像できますか？
それを、あなたは持ち備えているのです。涙を流して感謝するべき。笑って、両手を宙に延ばし、神に感謝してください。育ててくれたご両親や人々に感謝をしてください。生きてきた自分の魂を抱きしめてください。がんばって毎日支え動いてくれている自分の手足、内蔵、頭、脳、呼吸器、すべてじぶんのからだの一部一部に感謝し労ってあげてください。
私たちは生きたくて、ここにいるのです。
どうか、ひとりだとは思わないでください。
どうか、道はもうないとは思わないでください。
どうか、死んでらくになれるとは思わないでください。
明るい光も、明るい道も、その道に続く橋も、橋に行く為に開くドアも、今、この時、あなたの目の前にあるのです。
ひとりがこわかったら、信頼できる人や機関に怖れずに助けを求めてください。
支え合って生きていくのが人間なのです。
そして、助けてくれる人たちと手をつないでドアの前まで来たら、そのドアを開けるのはご自分ひとりの仕事です。
その手をそっと前に出して、ドアを開けて、今そこにある、そして今までもそこにあった光を見つめ、微笑み、前に進んでください。
幻想の世界に逃げ込んではいけません。
あなたに乗り越えられる壁しか神様は与えません。乗り越えられるからこそ、今あなたの目の前にその壁があるのです。
深呼吸をして、光に向かい、今、立ち上がり、今、自分を許し、今、微笑み、今、その手でドアを開き、今、その足で一歩前に進んでいきましょう。
怖がる事はありません。なぜなら、愛のみが存在するのです。世界も人も、愛そのものである事が’真実だからです。
私はずっと自分の死と隣り合わせで生きてきました。自殺という選択が何度もそこにありました。だから十分理解しています。
でも、自殺してすべて解決することも楽になることもないことはわかっていました。なので、結局いつも歯をくいしばってなんとか自分で立ち上がる事を選びました。
私たちは自分を許し、そして他人を許し、自分の過去を許し、今の状況を受けいれ、そしてやはり許さなくてはいけません。
そしたら、ある日気がついた時に大笑いしている自分に気がつくのです。愛する人と出会い、素晴らしい友人達と手をとりあい励まし合い、おいしいものを口にし満足し、美しい空を見上げ深く息を吸い、幸せを心の底から味わい、自分が生きてこれた恩返しと神への感謝で誰かの役に立ちたいと思える日が、いつか来るのです。
それまで、どうかがんばってください。暗い穴の底に落ちたら、あとは這い上がるだけなのです。光を目指して。
あなたはそのままで愛される存在なのです。どうか、自分の人生を愛し、そして自分が喜び愛する人生を創っていってください。
愛と祈りをこめて。
節
Setsu
Psychic, Channeller, Medium, Healer, Spiritual advisor, Light worker
