10/13/2011
コントロールドラマ
こんばんわ、節です。お元気でしたか?
まず最初に皆様にお礼を。
先週のわたしのブログで、ほんとになにも考えずちらっとさらっと正直に具合が悪いことを書いてしまったのですが、そしたらなんと!クライアントさん達、友人達、たくさんの方々から次々とご心配のご連絡をいただいてしまって。。。。もう恐縮しきりです。なにより、こんなにたくさんの方々が私のブログを読んでくださっているという事実を知ってほんとうに驚いてしまいました。ご心配おかけして、大変申し訳ありませんでした。そして、ありがとうございました。読んでくださって、わざわざご連絡くださって、祈ってくださって。実はブログを書いた翌日から、気がついたらいつのまにか具合が良くなっていたんです。突然!私まだなにもしていないのに、です。これはぜったいに皆さんの想いと祈りのおかげだと思いました。本当にありがとうございました!
さて、今日のNYCは小雨模様。ついこのあいだまでまたちょっと夏?なんて穏やかな暖かい日が続いていたのですが、また寒くなってブーツを履いてカーディガンやジャケットを来ている人たちが圧倒的に多くなりました。でもやっぱりNYC。みんな元気に闊歩しています。歩くのをいとわない人たちが多いので、ひとりで街を歩いていてもたくさんの人たちが歩いていてなんだか一緒な感じで楽しいです。
でも、歩き方にひとりひとり特徴があるように、表情もさまざまです。同じ道を同じように歩いていても、心の中は人それぞれだし、同じものを目にしても感じるものは百人百様です。感情のパターンも違います。なにかが道で起こったとしても、その対応の仕方はそれぞれの人によって違うはずです。それは、その人それぞれの普段の対応のパターンがあるからです。それぞれのパターンを持った人間が一緒になった時にどういうことが起こるか。ーコントロールドラマが繰り広げられるわけですね。
私が一番最初に「コントロールドラマ」という言葉を知ったのは、おそらく大昔に読んだジェームズ・レッドフィールド『聖なる予言』(The Celestine Prophecy)でだと思います。エネルギーの法則を明からしめた本としてはこの本が私は一番お勧めです。実際に小さい頃から見ているエネルギーの流れや引きつけられている様がそのまま描写されていてすごく面白かったです。同じような世界を見ている人、存在を信じている人がいるんだ、というだけで救われたのを覚えています。
人間は他の人との関係なしでは生きていけません。その関係の中で、自分を守るため、もしくは自分の思うように状況を進めるために、相手の行動をコントロールしようとするのがコントロールドラマです。レッドフィールド氏は、この本の中でコントロールドラマの役のパターンを4つに分けています。
1)脅迫者
2)尋問者
3)傍観者
4)被害者
一番わかりやすいのが家庭の中、そして恋人同士の関係の中、ですね。感情ばしばし、ドラマばしばし、ですからね。
「過去を振り返って、子供の頃の家庭生活を思い出し、このようなくせがどのように形成されたか、見なければなりません。そのきっかけがわかると、自分のコントロールの方をはっきり意識できます。覚えていてください。家族のほとんど全員が、自分のドラマを演じていて、子供からエネルギーを吸い取ろうとしています。」
現在、「親」という役目をしているみなさん、どきっとしたのではないでしょうか。だいたいの親は脅迫者になるのではないでしょうか。そして、子供の行動そして感情をコントロールしようとします。自信のない親ほど押さえつける事ですべてをコントロールしようとします。「〜したら、〜するからね!」とか、「〜しないと、〜ってなるからね!」まだ起こってもいないネガティブな結果を先に知らせたり、罰を与えたり、声を荒げどなったり暴力を与える事ももちろん、如実に親の自信のなさと親自身の心の中にある子供への「恐怖」からの反応です。自分とは違う存在をコントロールできない事への憤りを、脅迫する事で先回りして子供のエネルギーを奪い取ることでなんとかしようとしているわけです。むごいことです。
尋問者は、「何か誤りを見つけ出すという特定の目的を持って、質問をして他人の世界に介入します。誤りを見つけると、尋問者は相手のその点を批判します。この戦略が成功すると、批判された人はそのドラマに引き込まれます。そして、尋問者のまわりにいると、自分のことが急に気になるようになったのに気がつきます。そして。尋問者の言動に注意を払い、何か間違った事をして尋問者に見つからないように、気をつけるのです。この精神的な防御が、尋問者に望みどおりのエネルギーを与えてしまうのです。〜彼はあなたに自分を失わせて、あなたのエネルギーを吸い取るのです。」(一見)冷静に追い込むわけです。そして、斬る!問いただしジャッジをすることでエネルギーを奪いコントロールしようとするのです。やなかんじ!
「自分の方にエネルギーを取り込むために、心の中でドラマを創作し、その間、自分の内に引きこもり、神秘的で秘密めいて見せるのです。自分には、自分は用心しているのだと言い聞かせますが、あなたがやっていることは、誰かがこのドラマに引っ張り込まれて、あなたに何が起こっているのか探り出してくれないかと、待ち望んでいるのです。誰かがそうしてくれても、あなたははっきりしないので、その人はあなたの本当の気持ちをわかろうとして、大変な苦労をします。」これが「よそよそしい」傍観者。知能犯のようですが、中身が結局なくて、一番手こずるタイプです。
「誰かがあなたに、自分に起きたひどい出来事を話し、それもいかにもあなたに責任があるように匂わせておいて、もし助けてくれなければ、このひどい出来事はずっと続くと訴えたとしたら、この人は最も受け身的なレベルでコントロール使用としています。〜一緒にいると何も理由はないのに、あなたに罪悪感を感じさせるような人はいませんでしたか?」これが被害者。女性によく見られます。いーーーーーっつも自分が被害者。悪いのはあの人、この人、あなた。正しいのは私なのに。うえっ。勘弁してください。
でも、このどれも人はなったことがあるはずです。私もあります。人は誰でも、自分を正当化する事で必死になってしまう事が多々あります。他人が間違っている事をこれまた必死に他人にも自分自身にも必死に訴えるわけです。特に物事がうまくいかない時にですね。そう言う時にもコントロールドラマが登場します。
「誰にとっても、自分を明らかにする道程の第一歩は、自分のコントロールドラマに気づくことです。自分自身をよく見て、エネルギーを操作するために自分が何をしているか発見しなければ、何も進展しません。」
様々な状況での人間関係。このコントロールドラマに照らし合わせて言動のパターンを見ていくと、繰り返し繰り広げられている状況の真相が理解できるようになります。自分の癖、相手のパターン。ということは、そのパターンに反応しないようにすればいいのです。相手は変わりませんから、自分が変わるのです。反応の仕方を変えると、ドラマがストップします。新しい展開に行かざるを得ません。人をコントロールしようとすることは、たとえそれが自分の子供でも、それが自分を愛してくれる恋人でも、するべきではないのです。自分の行動、感情、結果は、自分自身に責任がある事を私たちはいまいちど自覚しなければなりませんね、わたしたち。
Love, Thanks & Hugs,
Setsu
Psychic, Channeler, Medium, Healer, Spiritual Adviser, Light Worker
Session reservation: onenessinlove@hotmail.com
Web: www.oneness-in-love.com