05/10/2012
愛おしいという感情
Setsuです。お元気ですか?
ちっちゃくて可愛い茶色の子犬が今私が座っている席の目の前の窓から見えて、遊んでちょうだいいいいいいっ!!!!ってほんとうに駆け寄る寸前でした(すごい必死に押さえた)。
小さな子供がよちよち歩きをしている様子、すごく可愛いですよね。
生まれたばかりの赤ちゃんが両手をいっぱい広げて足をばたばたさせて、そのキラキラ光る目でどこかを見つめている様子、そしてそのぷよぷよのほっぺ。。。。思わずぶちゅううううっ!ってしたくなるぐらい愛らしいです。
種を蒔いて半信半疑で初めて植物を育てることに挑戦していたある日、突然ちいさなちいさなきれいな緑の双葉がぴょこん!と土から出ていた時。ああああああーーーーーー、ありがとううううう!って、その生命の力に感動します。
ずっと死んでしまったんだろうなあ。。。と思っていた鉢植えに、それでも捨てられなくて水をやり続けていて2年ぐらい経ったある日、なんといきなりピンク色の蕾がいくつも!もう、可愛らしくて美しくて、あきらめなかったことを心からうれしく思うはずです。
さっきあんなに叱ってしまった自分の子供が、その小さな手で母である「私」の人差し指をぎゅうううううっと握って必死に小さな歩幅で、大人の「私」の容赦ない歩き方について来ようとしている時、ただ無条件の愛情と信頼がその指の一本一本から伝わってきて、涙が出るほど申し訳なく思いそして「ごめんね」と思わず抱きしめます。
・・・・こんなふうに、私たちは時々日常で自分の「愛」という感情を強く感じます。その存在を愛おしく、光への憧れと、美しさへの敬意と、目の前で自分の人生に現れてくれたことの感謝の気持ちで心がいっぱいになります。そして、それらを無条件で受け入れます。
なのに、私たちはどうして今日も、昨日も、明日も、誰かのことで心を固くし、怒り、苦しむのでしょうか。。。。それは、小さな裏切りであったり、何十回目の約束を破られた日であったり、不誠実さを確信した時だったり、やさしい人だと信じていた人の口から他人へのあからさまな軽蔑を聞いてしまった時だったり、自分に対して放たれたナイフのような言葉を無言で受け止めた時だったり。。。
それでも、愛おしいという気持ちはふいをつき溢れてきます。私たちはその思いを心に押しとどめる必要はありません。その時どんな状況にいたとしても、ほんのちょっとでも微笑むような感情が出てきたら、その思いをちゃんと感じ取り浸ってみてください。仮の苦しみに魂のときめきを征服させてしまわないように。今、この時しか私たちにはないのです。その瞬間をどうかだいじにしてください。
今日もあなたが心のときめきと共に愛おしい一日を過ごすことができますように。
Each moment of the year has its own beauty...
a picture which was never seen before and shall never be seen again.
~Ralph Waldo Emerson
どの瞬間もその独自の美しさに溢れているのです。
それはかつて見たことのないものであり、そして再び見ることはないのです。
Setsu (節) Psychic, Channeler, Medium, Healer, Spiritual adviser, Light worker